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米ミートインスツルメンツ製品

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ミードインスツルメンツ LX600 シリーズ

口径 254mm、305mm、356mm

LX600 シリーズの特長

フラッグシップ機LX200をベースに、多目的ガイディングシステム「スターロック」をオートスターIIに統合し、明るいF値と洗練された合焦メカニズムを備え、より直焦点撮影を重視した「F8 LX850 ACF 鏡筒」を搭載したフォークアーム式経緯台シリーズ。ミード社独自の新しいテクノロジーのすべての機能が、天体撮影機能、眼視性能の新しい基準を目指します。

スターロックは “二つのCCDの眼” により、ガイド星の自動ピックアップとフルタイムのオートガイディングを基本機能とし、シチュエーションに応じてガイド星の動きの分析し、評価し、結論を出す頭脳を持ち、ヒトの眼の代わりをつとめます。単なる外付けのガイディング機器と異なり、ファームウエアレベルでオートスターIIと連携できるので、神経のかよった、より繊細で高精度な制御が可能なのです。

構造的には、分離式フォークアームを採用。マウント部と鏡筒部との分離を可能にし、個々のコンポーネント重量を低減して移動できます。

LX600は、先進的なセンサー技術が盛り込まれた天体望遠鏡ですが、オートスターIIにより、操作はいたって簡単。どなたでも、革新的な“光学&電子技術”がもたらす快適な観望・撮影を楽しむことができます。

LX600 F8 ACF 鏡筒の光学系

※ LX600 シリーズの鏡筒光学系は LX850 F8 ACF 鏡筒と同じです。

GPS+水平・方位センサーで ”オートアライン”

オートアラインは、LX600のスイッチを入れてから、初期設定と、2つの基準星の選択・導入までをオートスターIIが自動でおこなうアラインメニューです。

自動導入に必要なパラメーターは「観測地の緯度・経度」、「現在の日時」、「望遠鏡の作動基準点」です。オートアラインではGPSと水平・方位センサーを利用してこれらのパラメーターを自動取得します。

スターロックシステム

LX600の主鏡筒が対象を捕らえると、スターロックは “フルオートマチック” でその視野内でガイド星をピックアップし、ガイディングを実行。LX600が捕らえたすべての対象は “フルタイムオートガイディング” で追尾されます。PECトレーニング」、「ドリフトアライン」、「ガイドレートキャリブレーション」など、“基準星” が必要な設定や操作は、すべてスターロックが肉眼(ヒト)に代わって実行します。

"理想の追尾" を実現するスターロックは、D80mm F5と、D25mm F1.04の2台のカメラが相互機能することで、ガイド星の選択・監視を行います。

スターロックユーティリティー

スターロックのファームウエアに直接コンタクトできるソフトウエア。付属のオートスタースイートDVDをPCにインストールすることで利用可能です。

スターロックとPCをRS232ポートで接続することにより、スターロックが撮影中の画像をPC画面に表示を表示したり、「点像分布関数」や「ヒストグラム」を利用した解析プログラムで、ガイディング状態をチェックすることもできます。

オートスターII(英語表示)

長年親しまれているLX200の「オートスターII」と、基本的なメニュー構造やデータベース、そして操作性は変わりません。

・ 14万+の天体データベース
・ 多彩なソフトウエア機能
・ ハーウエアをすべて統合し一括制御
・ 片手で使えるコンパクトネス
・ 便利なショートカットキー
・ 赤色IEDによる2行表示のスクリーン
・ クリック感が明確な柔らかいキー

LX600では「スターロックメニュー」があらたに加わりますが、メニューを直接実行する必要のない通常の観望では、スターロックの機能(基準星のセンタリングや高精度導入支援)は、バックグランドで実行されるので、違和感なく使えます。

鏡筒カウンターウエイト

鏡筒の背面に搭載するスターロックとのカウンターバランスや、重量のある観測機器の搭載のため、LX600シリーズには「鏡筒カウンターウエイト」が標準付属。ウエイトは鏡筒の口径に応じて最適な重量が装備されています。

大口径鏡筒を搭載したLX600では、撮影のみならず、観望でもバランス確保は重要です。ウエイトをレール上で移動して、鏡筒バランスを確保することで、すべての駆動速度でギアが正確に連動し、オートスターIIとスターロックの制御機能が正常に反映されます。

* 重量級の接眼部品の装着を前提にしているので、付属の軽量アイピースを装着してウエイトを後端まで移動させると重心が少し前方にきますが、駆動に影響はありません。

分離式フォークアーム

切削加工による平面性に優れたフランジを接合面に持ち、1本の位置決めピン(下フランジのミゾにはまり、X-ウエッジ使用時には脱落防止ピンにもなる)と、4本の固定ネジにより耳軸とフォークアームが分離・結合できます。電気系のリンクは信頼性の高いD-Su9ピンコネクタです。

架台部と鏡筒部を分離することで、輸送運搬時の負担が低減します。ただし、組み立て・分解は、X-ウエッジを使ったときは接合面が高所になることにくわえ、鏡筒部に付随する耳軸のうち、左耳軸のロックができないので、搭載時に接合面を合わせる作業にやや困難が伴います。

X-ウェッジ (オプション)

LX600を長時間露光(数分〜)の撮影に使用するには、オプションの「X-ウエッジ」が必要です。

Xウェッジは、架台とジャイアントフィールド三脚の間に装着し、LX600をフォーク式赤道儀に変換するパーツです。これにより、スターロックのフル機能が使え、LX600を天体撮影に最適化することができます。

航空機グレードのアルミ合金を素材に、CNCマシンで高精度に加工されたX-ウエッジは、滑らかで正確な仰角・方位調整が可能であり、競合する赤道儀ウエッジに比して安定度はほぼ30%優れています。

また、ドイツ式赤道儀のように子午線通過で鏡筒を切り返す必要が無く、比較的狭いドーム内でも快適に取り回せるのもメリットです。

なお、X-ウエッジは、従来のミード製赤道儀ウエッジと装着の互換性がありますが、スケール的に、ジャイアントフィールド三脚以外の取り付けは、おすすめしません。

LX600経緯台の仕様

架台形式
フォークマウント式経緯台
ウォームギア
φ146mm(両軸)
駆動モーター
両軸エンコーダー配備のDCサーボモーター
コントロールシステム
オートスターII ハンドコントローラ、145,000天体データベース
駆動速度
対恒星時1xから8°/秒まで9段階
内蔵センサー
GPSレシーバー、ホームセンサー、ノース&レベルセンサー、温度センサー、スターロックCCDセンサー
電源 単二電池8本(非付属)、またはオプションのDC 12V電源
三脚 ジャイアントフィールド三脚、アルミ合金製、直径φ76mm、縮長736mmから伸長1143mmまで2段伸縮
三脚重量 約23kg
標準付属 8x50ファインダー、1.25インチアイピースホルダー、1.25インチ天頂プリズム、シリーズ4000 SP 26mmアイピース、#507 PCリンクケーブル、#7507 USB-RS232変換アダプター、フォークアームジャンパーケーブル(2本)、鏡筒バランスウエイト、フロント/リアダストカバー、ソフトウエアDVD、日本語取扱説明書
オプション X-ウェッジ 税込271,700円、アクセサリー

LX600 ACF鏡筒セットの仕様と価格
※ LX600 シリーズの鏡筒光学系は LX850 F8 ACF 鏡筒と同じです。

基本構成の
税込価格

10" F8 LX600
ACF鏡筒セット
1,298,000円
注文書へ

12" F8 LX600
ACF鏡筒セット
1,485,000円
注文書へ

14" F8 LX600
ACF鏡筒セット
1,870,000円
注文書へ

経緯台の仕様
LX600 経緯台

※ 三脚不要の場合は、別途お問い合わせください。

鏡筒の有効径
と光学系
保証
2 年間


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