ODKシリーズ |
ODKシリーズ 口径250mm ,300mm, 350mm, 400mm, 515mm
![]() ODKシリーズの特徴 ODKシリーズのF値は6.8。美しいディープスカイから、高分解能を要求する惑星まで、あらゆるターゲットを絶妙なバランスでとらえるフォトビジュアル鏡筒です。撮影・眼視ともすぐれたカタディオプトリック光学系。ODKとは、「Optimised Dall-Kirkham (最適化されたダルカーカム)」の略称です。ODK光学系は大口径機に適しているため、口径515mm鏡筒(ODK20)まで用意されています。 眼視はもとより、デジタルイメージングでも大口径のパワーは圧倒的。AGに比べ、より長焦点のODKは、その分解能を利して系外銀河の直焦点撮影に特に適します。 撮影、眼視に関わらず、よい結果を出すには、まず光学系のクォリティーが高いこと、安定した精度の高い工作技術からもたらされる信頼性の高い部品で構成されていることが重要です。主鏡は1/6PVを超えるまで手仕上げで仕上げられた後、社内のZygo干渉計で検査されます。斜鏡にもHilux増反射コートが施され、明るさは従来のコーティングに比べ25%も向上。すべての光学系は、CNC切削加工による信頼性の高い部品でサポートされます。ODKビデオ製作動画。
たとえば、ODK10のの光学設計で、軸上の10mm、20mm、30mm、40mm、50mmの領域 (10ミクロン_CCDカメラ素子の一般的なサイズ) でプロットしたスポットダイアグラムがあります。ケラレのないフラットフィールドサイズが50mmと広く、高倍率のイメージング、軸上で捉える月・惑星の眼視観望だけでなく、驚異的な広さの写野で、とりわけ、比較的高倍率を要するディープスカイ天体を撮影できます。 トップ画像は「M77とNGC1055」。ODK12で撮影されたイメージです。これら、ODKシリーズで撮影された素晴らしい天体イメージは、こちらのページでご覧いただけます。 |
ODKシリーズの基本構成 |
クーリングファンを組み込んだ主鏡セル
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カーボン鏡筒
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鏡筒バンドと、オプションのダブテールプレート![]() 鏡筒バンド上部にはバンドと主鏡セルを固定するだけでなく、さまざまなアクセサリーを装着できる平プレートが標準装備。ただし、鏡筒下部のダブテールプレート (オスアリ) はオプションで、必要に応じ、ロスマンディー互換、ビクセン互換を選べます。 ダブテールプレートの詳細・価格等については、別途お問い合わせください。 |
筒先リングと一体型のスパイダー![]() |
デュアルスピードフォーカサー
![]() 眼視観測では、付属の延長チューブをドローチューブに装着してアイピースが合焦します。デジタル一眼カメラによる直接焦点イメージングには、延長チューブを外して合焦する設計です。 |
仕様と価格 |
基本構成の 税込価格 ⇒ 要見積 |
ODK10 |
ODK12 |
ODK14 |
主鏡 |
焦点距離1700mm
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焦点距離2,040mm
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焦点距離2,380mm
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Hiluxコーティング
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斜鏡径 |
110mm
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126mm
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136mm
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フラットフィールドサイズ |
50mm
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>52mm
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>52mm
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スポットサイズ の設計値 |
軸上3.5μm
周辺6.2μm |
周辺5.6μm |
軸上2.1μm
周辺5.6μm |
接眼部 |
3" デュアルスピードフォーカサー
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鏡筒サイズ・重量 | 鏡筒外径 約300mm 鏡筒長 約475mm 鏡筒重量 約12Kg |
鏡筒外径 約350mm 鏡筒長 約615mm 鏡筒重量 約19Kg |
鏡筒外径 約400mm 鏡筒長 約700mm 鏡筒重量 約26kg |
付属品 | 鏡筒前キャップ、鏡筒バンド (上部プレート)、クーリングファン |
基本構成の 税込価格 ⇒ 要見積 |
ODK16 |
ODK20 |
主鏡 |
焦点距離2720mm
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焦点距離3400mm
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Hiluxコーティング
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斜鏡径 |
152mm
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199mm
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フラットフィールドサイズ |
>52mm
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60mm
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スポットサイズ の設計値 |
軸上2.4μm
周辺6.0μm |
軸上2.4μm
周辺6.0μm |
接眼部 |
3" デュアルスピードフォーカサー
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オプション
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鏡筒サイズ・重量 | 鏡筒外径約450mm 、鏡筒長 約820mm、鏡筒重量 約36Kg | 鏡筒外径約 - 、鏡筒長 約1,180mm、鏡筒重量 約61Kg |
付属品 | 鏡筒前キャップ、鏡筒バンド (上部プレート)、クーリングファン | クーリングファン |
ODK大口径化のニーズにこたえるべく、口径500mmの光学系をカーボントラスチューブで支持するODK鏡筒を設計。このたび、ESO、ENO天文台に同シリーズを供給しました。おおよその仕様は左記のとおりですが、個別ニーズに応じてカスタマイズされます。 イタリアTaranto出身のGianluca Lombardiは、2007年から、チリ全域でのE-ELT (European Extremely Large Telescope) サイトテストを担います。ESO Education and Public Outreach Departmentは彼の功績を称え、ESO Photo Ambassadorに任命し、天文学を人々に身近にするため、 彼の天体写真のプロモーションを可能な限り支援。彼の天体写真は雑誌、書籍、カンファレンス、展示会等で紹介されています。 上の画像はESOのVLT (Very Large Telescope) に併設されたODK20 です。また、ラ・パルマ島では、Durham and Sheffield大学が運営する、大気乱流のプロファイリングや一過性天文学の研究のため、カスタム設計のODK20 "pt5m" が活躍しています。 GianlucaがODK20やVLTで撮影したすばらしい天体画像はもとより、以下のサイトでは彼が撮った野生動物や風景の画像を見ることができます: |
オプション |
露よけフード
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ファインダー取付金具と9倍50mmファインダー![]() スプリングが内装されたプッシュロッドを支点に、90°直交配置された調整ネジにより、X-Y独立調整で簡単で素早くファインダーの照準を合わせることができます。ファインダー本体の十字線パターンをX-Y軸に一致させると照準合わせがより簡単になります。口径50mm、9倍の光学系は周辺像の崩れも小さく、レチクル板がないので、9等級+の微光星を容易に確認することができ、対象確認に威力を発揮します。 ファインダー取付金具 税込11,000円 9倍50mmファインダー (鏡筒色は黒) 税込12,100円 |
![]() 英オライオン社製CT、AG鏡筒はもとより、Rブロック (2個) を介して、X/IDEAL 標準付属の鏡筒バンドに固定できます。片面を肉抜きすることで、強度を保ちながらも、軽量化を図った設計です。
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ご注文方法 |
メール (sales@zizco.jp) またはお電話 (03-5789-2631) でご注文ください。別途送料が掛かります。
製品の色調、また仕様は、予告なく変更される場合がございます。 オライオン製品は通常3〜4ヶ月の納期を要し、キャンセルの受付ができません。 オライオン社製ニュートン鏡筒はローン、カード、代金引換でのお支払いはお請けできません。お見積もり後、銀行振込でお願い致します。 |
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