オライオン ニュートン反射望遠鏡 CTシリーズ

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オライオン CTシリーズの特徴


英国オライオン社のもつ最新の技術とノウハウをつぎ込んだ新世代型ニュートン鏡筒「CTシリーズ」。鏡筒素材に撮影鏡筒シリーズAG、ODKシリーズと同じ多層カーボンを採用しています。カーボン鏡筒は、軽量にして高い剛性を備え、従来の金属鏡筒よりはるかに小さな熱膨張率を有しています。主鏡冷却ファンを装備し、迅速な温度順応や、温度変化によるピント移動の極少化など、さまざまなメリットを享受することができます。CTシリーズは、高精度オライオンミラーを活かす最高の環境。遠征観測から据え付け使用まで、さまざまな用途に応じて口径200mmから400mmまでをラインナップ。すべてのモデルが、Hilux増反射コート、主鏡面精度1/20λ(波面誤差1/10pv)、Zygo干渉計検査書添付、10:1 2"クレイフォード接眼部、切削加工鏡筒バンドが標準装備です。なお、プレートは取り付けるマウントに応じてお見積りいたします。




 


オライオン CTシリーズの詳細

カーボン鏡筒

鏡筒表面を拡大。カーボン繊維のパターンが浮いて見えます。カーボンファイバーシートに樹脂を介在させ、幾層にも貼り込んで乾燥させた鏡筒です。カーボンシートはむき出しではなく、表面処理により、つややかな光沢を放っています(鏡筒バンドとその反射が写りこんでいます)。

カーボン鏡筒は、VXシリーズで採用しているアルミ合金より比重が軽いので、肉圧に成型しても重量アップにならず、かつ、よりすぐれた剛性を実現しています。

高精度ミラー装備

理想パラボラ面との誤差が、P-V値で1/10λ以内に収まるよう研磨された高精度ミラーを標準装備。ニュートン反射の性能はパラボラミラーの精度で決まります。全品にZygo干渉計測定表を添付し、1/10λの高精度を客観的に保証します。

口径の理論分解能をクリアするには、P-C値で1/4λの精度が必要といわれています。1/10λという精度は、広範な観望/撮影で好結果が期待できることはもちろん、微妙なコントラストや詳細の検出能力が要求される惑星観測にも威力を発揮します。

左図は、製品に添付されるZygo干渉計測定表のうち、ミラーの領域エラーを表示した図です(中央部は斜鏡の影で除外)。朱色で示される誤差の「ピーク=P」の値が+0.0553。藍色で示される「ヴァレー=V」の値が-0.0452です。単位は「1」が1波長なので、P-Vの誤差を累計して0.1波長に収まっていることがわかります。

鏡筒バンドとプレート

鏡筒バンドは硬質アルミ合金板から切り出し加工。幅11.5mm(200mm鏡筒)の薄いバンドですが、剛性のあるカーボン鏡筒をしっかり固定することができます。

組み合わせるプレートはオプションでご用意。ロスマンディー互換のダブテール式 *、ビクセン互換のオスアリ式(左画像)をメーカーオプションで選べます。さらに、搭載架台やシステム構成に応じて、さまざまな形状のプレートを特注制作も承ることもできます。なお、バンド上部にも同じネジ加工が施されているので、ブリッジプレートの取り付けもできます。

* メーカーオプションのプレートに替わり、ロスマンディー純正のダブテールプレート「DUP」が装着できます。

主鏡セル部分

主鏡セルは、アルミ合金を切削加工。ミラーを保持する内部セル(写真に写っていない)と、鏡筒に接地固定する外部セルとの2重構造です。ミラーは素材のタワミを未然に防ぐため、多点による浮き支持で内部セルに組み込まれ、後部プレートに装着された3個の冷却ファンがミラー背面から外気を取り込み温度順応を促進します。

* セル構造のうち、ミラーを保持する内部セルはVXシリーズと同じ構造です。VXシリーズのページを参照してください。

2インチクレイフォード接眼部


光軸にシビアなニュートン鏡筒のために、原理的にガタが発生しないクレーフォード式接眼部を標準装備。フリクションドライブなので、アソビも発生しません。減速比10:1の合焦機構は、より精度の高い合焦を実現します。ドローチューブストロークは約30mm。2インチ → 1 1/4インチアダプターが付属します。

眼視観測では、付属の延長チューブをドローチューブに装着してアイピースが合焦します。デジタル一眼カメラによる直接焦点イメージングには、延長チューブを外して合焦する設計です(コマコレクター無しの場合)。
おすすめ直焦点アダプター

さらに、精密な合焦操作と、デジタルイメージングのニーズに応えるため、オプションで"アップグレードフォーカサー"を用意しています。



オライオン CTシリーズの仕様と価格

主鏡面精度1/20λ(波面誤差1/10pv)以内、干渉計検査表添付、Hiluxコート仕様、10:1 2"クレイフォード接眼部、切削加工鏡筒バンド標準装備

名称 有効径(D(、焦点距離(Fl)
(mm)
鏡筒外寸
(mm)
重量
(Kg)
斜鏡短径
(mm)
接眼部
(インチ)
付属品 税込直販特価

CT8

D=200,Fl=900
F4.5

φ250
x 860

7

63

2″

筒先蓋、鏡筒バンド、8×50ファインダー、主鏡冷却ファン

\349,920

CT10

D=250,Fl=1200
F4.8

φ300
x 1,050

約 11

約63

\453,600

CT10L

D=250,Fl=1575
F6.3

φ300
x 1,440

約 12.5

50

\496,800

CT12

D=300,Fl=1200
F4

φ350
x 1,100

約 22

約82

\626,400

CT12L

D=300,Fl=1590
F5.3

φ350
x 1,450

約 26

約63

\658,800

CT14

D=350,Fl=1600
F4.6

φ400
x 1,430

約 29

約82

\885,600

CT16

D=400,Fl=1600
F4

φ450
x 1,470

約 34

約90

\1,123,200

※ 別途送料が掛かります。

製品の色調、また仕様は、予告なく変更される場合がございます。

オライオン製品は、高い品質をできるだけリーズナブルな価格でご提供するため、弊社直販に限定させていただきます。また、即納品以外は基本的に受注生産です。通常3〜4ヶ月の納期を要し、キャンセルの受付ができません。受注時に10%の前金をお支払いただきます。万一、受注後に解約された場合、その10%はキャンセル料としてお支払いいただきますのでご注意ください。

オライオン社製ニュートン鏡筒は無金利ローンは適用されません。また、カードでのお支払いは手数料をお客様にご負担いただきます。代金引換発送もお受けできませんのでご注意ください。

※ 税込直販特価: ご注文時のレートを反映させた価格もあります。全額前金になりますが、お問い合わせください。

※ 別途国内送料が必要です。


接眼部のアップグレード

※ 鏡筒ご購入時にアップグレードフォカサーをご注文の場合、取付加工・調整費用は弊社で負担させていただきます。オリジナルの接眼部は付属しません。

CR 2" フォーカサー ⇒ 詳細

アップグレードのポイント

CR デュアルスピード仕様:

⇒ ご購入後、オプションでモーター(DCおよびステッパー)仕様に変更することもできます。

観望主体の目的におすすめ!

標準装備の接眼部と仕様に違いが無いのに、アップグレードの意味があるのか? その答えは明確です。合焦フィーリングが違います。ムーンライトフォーカサーの機械構造や精度など、品質の素晴らしさを端的に体験できる、もっとも効果的なアップグレードです

CR DCモーター仕様:

⇒ ご購入後、オプションでステッパーモーター仕様に変更することもできます。

・観望と、月惑星の撮影目的におすすめ!

デュアルスピード仕様でも撮影に困ることはありません。ただし、リモート操作がおこなえるので、PC画面を見ながらの合焦操作が、容易になるメリットがあります(大口径機では大きなメリット)。コントローラは、速度調整から駆動まで片手で操作ができる軽量ハンディー。観望目的にも手軽に使用できます。

CR 高分解能ステッパーモーター仕様:

⇒ ご購入後、オプションでDCモーター仕様に変更することもできます

・直焦点撮影の目的におすすめ!

基本的にDCモーター仕様と同じ操作性で、観望まで不自由なく使えますが、高分解能モーターの性能を活かすターゲットは「直焦点撮影」です。PCソフトウエアからの制御が前提なら、コストパフォーマンスにすぐれるMiniV2コントローラ仕様を、PCを利用しないスタンドアローン使用なら、2-Speed DROコントローラの選択をおすすめします。

CRL 2.5" 大型フォーカサー ⇒ 詳細

CRL大型フォーカサー

・ デュアルスピード仕様
・ DCモーター仕様
・ 高分解能ステッパーモーター仕様

・眼視/撮影問わず、大型の観測機材を常用する目的におすすめ!
 * 恒久設置のシステムにもおすすめ!(CT10以上のモデルに推奨)

スケールアップしたCRLフォーカサーは、高い剛性と制度を有した屈指のニュートン鏡筒用接眼部。さまざまな観測目的に、高い次元で対応することができます。なお、駆動システムの選択は、上覧のCRフォーカサーへの「接眼部アップグレード」を参照してください。



おすすめする自動導入マウント


CT8(200mm/F4.5)

・ アイオプトロン ZEQ25GT
・ アイオプトロン iEQ30Pro
・ ロスマンディー GM8
・ 米オライオン シリウスEQ-G および アトラスEQ-G
・ スカイエクスプローラ SE-II および EQ6Pro
・ ビクセン SX2

軽量でコンパクトなCT8は、上にリストアップした赤道儀のほか、もっと小型の赤道儀に搭載して観望に使用することもできます。高精度パラボラミラーの見え味を堪能できるでしょう。ただし、撮影全般をはじめ、CT8のフル機能を発揮させるには、リストアップした赤道儀を強く推奨します。

GM8 : 超々ジュラルミンを削り出した質実剛健なつくりが特徴。自動導入「ジェミニ2」システムのほか、リーズナブルなパルスモータードライブを用意しています。
シリウスEQ-G & アトラスEQ-G : ともにステッパーモーターのマイクロステップ駆動による高速自動導入システムを装備しています。両者は機械系のスケールの違いだけの兄弟機です。

CT10(250mm/F4.8)

CT10L(250mm/F6.3)

・ アイオプトロン iEQ45 Pro
・ アイオプトロン CEM60
・ ロスマンディー G11
・ タカハシ EM-200Temma2M

CT10およびCT10Lは、大口径観望/撮影の醍醐味を味わえ、単独での設置/撤収が比較的容易に行える最大口径機です。惑星観測向け(ディープスカイ観望にもよい)のCT10L、ディープスカイ天体の観望と撮影に適したCT10と、観測目的に応じて2機種ランナップされています。

iEQ45 Pro : CT10をもっとも軽快に使える組み合わせです。また、オーソドックスな操作性により、自動導入機が初めての方にもおすすめできます。ステッパーモーターによる超静音駆動も、さまざまな観測環境に対応できる大きなメリットです。
CEM60 : センターバランス構造により、自重の2倍を超える搭載重量を有し、移動観測の負担を軽減できるマウントです。マイクロステップ駆動による高速自動導入でも、きわめて静粛な駆動も特徴です。また、超高分解能エンコーダーを備え、ピリオディックエラー±0.5"以下を誇る「CEM60EC」も選べます。
G11 : GM8の両軸ウォームホイールのスケールを2倍にしたモデルです。ディープスカイ観望や撮影には「ジェミニ2」を、自動導入が必要で無い惑星観測には、パルスモータードライブをおすすめします。なお、付属の三脚は大型で不動点高が高くなり、脚立の使用を避けたいなら、GM8脚、または特注の折り畳みピラーを検討してください。

CT12(300mm/F4)

CT10L(300mm/F5.3)

・ ロスマンディー G11
・ ロスマンディー Titan
・ スカイウォッチャー EQ8 GOTO
・ タカハシ EM-400

CT12とCT12Lは、CT10とCT10Lをそれぞれスケールアップしたラインナップです。口径30cmクラスともなると鏡筒はもとより、組み合わせるマウントも必然的に大型になり、単独での移動観測は相当困難なシステムと認識してください。

G11 : CT12で移動観測を行う目的には現実的な選択肢です。移動用の特注折り畳みピラーのほか、据え付け用特注ピラー(ともに不動点高は指定可)を用意しています。
Titan(タイタン) : 特注ピラーで据え付け使用に最適。余裕のある搭載重量により、観測目的に応じたサブ鏡筒の搭載も、高い自由度で可能です。なお、赤緯体/赤径体分離構造なので、三脚仕様では移動観測も不可能ではありません。ただし、個々のコンポーネント重量は、G11本体重量にほぼ匹敵します。

CT14(350mm/F4.6)

・ ロスマンディー Titan
・ スカイウォッチャー EQ8 GOTO
・ タカハシ EM-400

CT16(400mm/F4)

CT14とCT16は、据え付け観測用の大口径ニュートン鏡筒です。高分解能と大集光力を利して、さまざまな観測に成果をあげることができます。ただし、設置場所のシーイングや透明度、晴天率などの環境が重要になってきます。また、このクラスになると、搭載できるマウントも数がぐっと少なくなり、この意味で選択は容易です。

Titan(タイタン) : 観測室の形態にあわせて制作する「据え付け用特注ピラー」が便利。また、Titanの制御システム「ジェミニ2」は、PCとイーサネットで接続でき(PCからブラウザ上で制御できる)、ASCOMプラットフォームを利用したさまざまな周辺機器との連携で、さまざまにシステム拡が可能。Titanは、据え付け使用に最適な観測環境を整えることができるマウントです。




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