ラントソーラーシステム Hα太陽望遠鏡 LS230THa

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LS230THa/B3400太陽望遠鏡の特徴

 市販のHα太陽望遠鏡のなかで最大口径、最高解像力を誇るラント社の意欲作 "LS230THa/B3400"。心臓部メインフィルター(エタロン)は、後群のコリメート系に組み込まれた無遮蔽型。その中心透過波長はラント社独自の「電動式エアーチューニング」により調整できます。メインフィルターは気密ハウジングに封入され、鏡筒外部に設置したエアーバルブで空気圧(密度)を変化させバンドを変化させます。メインフィルターの物理的な移動がないため、全画面で滑らかににバンドが変化します。従来のエアチューニングシステムを一歩進んだ新設計により、半値幅をわずかに狭めることができ、半値幅0.65Å未満を実現しました。光学設計者マッシモ・リカルディによるシャープできりりとした光学系は、太陽を幅広い倍率域で楽しめます。

 巨大な有効径230mmの対物レンズは、彩層面の微細構造を捕らえる高分解能と、拡大撮影に対応できる集光力を備えています。多目的な用途に応える優れた接眼部により、撮影から双眼観望まで、さまざまな目的で大口径ならではの成果を発揮するHα太陽望遠鏡の最高峰です。

最大口径の対物レンズ

φ230mm! 非カスタムメイドでは、世界最大口径のHα太陽望遠鏡です。著名な光学設計者Massimo Riccardiによるダブレットは、もちろん、Hα線でベストな結像性能を発揮します。
レンズ全面の増透過コートに加え、IRブロックコートを最前面に施し、過剰な発熱を抑制。大口径機ゆえに、いっそう安全性に配慮されています。

どのような条件で観望しても、大口径機ならではの“リアル感に満ちた”太陽像を見ることができます。ただし、安定した観測結果を得るには、設置環境やシーイング条件への配慮が必要です。どんなハイエンド機材も同じですが、設置条件や観測のタイミングなど、人為的に可能な環境整備を万全に行うことが肝要です。

電動式エアチューニングシステム

加圧コントローラ"LSPC1"に表示された数値を見ながらフィルターハウジングの気圧を調整することにより、メインフィルターの透過波長を656nmに合わせることができます。従来のエアチューニングシステムから一歩進んだ新設計により、同システムは半値幅をわずかに狭めることができ、半値幅0.65Å未満を実現しました。よりシャープできりりとした太陽を、幅広い倍率域で楽しめます。メインフィルター自体を傾けることなく、より均一な太陽像を得ることができるのも、エアチューニングシステムの大きなメリットです。

リモートコントロールのため、撮影モニターまたはアイピースをみながら手元で波長合わせが行え、大型太陽望遠鏡の操作性にも配慮された設計です。

さまざまな観測目的に対応

ブロッキングフィルターは、2インチスリーブ仕様でもっとも適応性の高い「B3400(左図の矢印)」を装備。くわえて筒外焦点位置が長く設計されてます。デジタル一眼をはじめとする光路長を必要とする撮影機材に余裕で合焦(接続法によって延長筒が必要)。また、アイピース観測には2インチ天頂ミラーが必須です(左図)。

高品位接眼部

接眼部には、世界の一級品と評される「フェザータッチフォーカサー3インチ仕様」を採用。ガタやアソビが皆無の精密なラックアンドピニオン駆動に加え、1/10減速メカニズムを擁した同軸合焦ハンドルを装備。重量のあるカメラやアイピースを装着しても変わらない安定感は、大型接眼部ならでは。観測を強力にサポートする、ハイエンドHα望遠鏡にふさわしい接眼部です。

サブHα望遠鏡(推奨オプション)

国内最大クラスのHα太陽望遠鏡LS230THaには、「サブHαスコープ」を同架したシステムを提案します。

ファインダー代わりはもとより、観測・撮影中のシーイング監視用として、また恒久的な太陽全景観測機材として、さまざまな目的にサブHαスコープは有効な機能を発揮します。推奨モデルは、LS80THaです。

さらに、CaK望遠鏡、黒点観測望遠鏡を加えれば、地上から行える太陽観測をすべて包括する“太陽天文台”の完成です。

鏡筒バンドとプレート

アルミ合金削り出しによる蝶番式のバンド。ブリッジを構成するグリップとベースプレートにより、2本のバンドは強固に一体化され、鏡筒を安定して保持することができます。また、グリップ形状のブリッジは、重量のある鏡筒の移動を安全に行える配慮でもあります。

鏡筒バンド底部にはロスマンディー「標準ダブテールプレート(ロング)」を装着。ロスマンディー社をはじめ、ミード社、米オライオン社のハイエンド赤道儀にそのまま搭載できるほか、簡単な加工で各社の大型赤道儀に取り付けることができます。


LS230THa/B3400

鏡筒

口径230mm、焦点距離1610mm、F7、全長1,530mm、外径295/235mm、重量30kg

メインフィルター

鏡筒内蔵式無遮蔽エタロンフィルター、中心波長656nm、半値幅0.65Å未満

チューニング

LSPC1エアチューニング、電動式

ブロッキングフィルター

有効径34mm、直視タイプ

接眼部

フェザータッチ3"フォーカサー、デュアルスピード、クレイフォード式

付属品

鏡筒バンド、12"長ロスマンディ互換ダブテール、LSズーム 7.2-21.5mm

価 格

LS230THa/B3400

税込直販特価m未定

オプション

太陽ファインダー ソルサーチャー   税込特価6,480円





おすすめシステムアップパーツ

Hα太陽望遠鏡はHα単色光で観測する望遠鏡ですので、システムを構成するパーツやコンポーネントの選択に、一般の天体望遠鏡と違った基準が必要なことがあります。

赤道儀

LS230THaは固定設置が前提の太陽望遠鏡です。既存のシステムへの導入のほか、新規のシステム構築には、拡張性に優れたロスマンディーTitan(クラス)がおすすめです。

・ロスマンディー Titan赤道儀

Hα太陽観察用アイピース

良いHα太陽観察用アイピースの条件 : 球面収差が補正されていること、像面が平坦で太陽像全面にピントが合うこと、レンズ面でゴーストやハレーションが発生しないこと、逆入射光が入りにくい見口構造であること、です。

・ラントソーラーシステムズ LSアイピース

・テレビュー PLシリーズ

・コロナド CEMAXアイピース/バロー

モーターフォーカス接眼部

リモート操作ができるモーターフォーカス接眼部が、撮影をはじめ観測全般に有利です。

⇒ ムーンライト CFL接眼部
 (観測機器に応じてお見積りします)

撮影に適したカメラ

Hα太陽撮影は、656nmの単色光なのでカラー素子には意外な難物。Hα太陽撮影に評価の高い、デジタルビデオカメラDMK41Aは、拡大撮影に限定した用途になります。全景撮りは35mmフルサイズチップを持った冷却CCDカメラ(高速シャッターに対応する機種)を検討する必要があります。