ミード LX200-ACFシリーズ

株式会社ジズコ

ミード トップ

自動導入望遠鏡セット
LX850
LX600
LX200-20/25/30/35ACF
LX200-40ACF
LX90-ACF

ACF 鏡筒 O.T.A.
lX200 f10 ACF O.T.A.
lX850 f8 ACF O.T.A.

アクセサリー
アイピース




お問い合せ

l

LX200シリーズは、内蔵のGPSや各種センサーにより、初期設定を完全自動化。起動モードを指定するだけで、基準星の自動導入まで、ハンドコントローラに触れる必要がありません。天体観測のビギナーからベテラン、研究機関まで、誰にでも簡単に使え、使用目的や設置環境に応じて、口径20センチから40センチまでのラインナップから選ぶことができます。

メイン機能の天体自動導入は、天体のカタログ番号を入力するだけで、マウントが秒間8°の超高速で旋回し、対象を視野にとらえることができます。LX200は、超高速で高精度な自動導入機能を、世界で最初に実現した市販望遠鏡です。初代機登場以来20年。このアドバンテージは、いっそう磨きのかかった導入精度、充実したサブ機能、簡便な操作性など、現在も確実に継承されています。

搭載されたF10ACF鏡筒は、従来のシュミットカセグレン光学系の欠点を修正したアプラナート光学系です。コレクターレンズ無しで直焦点撮影に対応できるほか、視野全面にわたるシャープネスも向上しています。LX600シリーズのF8ACF鏡筒が、直焦点撮影に特化しているのに対し、F10ACF鏡筒は、月惑星の観測から、ディープスカイ天体の直焦点撮影まで対応できる、多目的鏡筒といえます。


LX200-ACFシリーズの特徴

先進の光学系

従来のシュミットカセグレン光学系に代わり、最新のACF光学系を採用することで光学性能が向上し、視野中心のシャープネスはもとより、視野周辺まで収差の少ない星像を結びます。ACF光学系は「アプラナート光学系」です。眼視観測はもとより、大判の受光素子を備えた冷却CCD、デジタル一眼レフで撮影すれば、その違いは明らかです。また、有効径に対して大きな主鏡を採用しています。たとえば有効径203mmのLX200-20ACF鏡筒では、主鏡径は209mmあります。主鏡の小さい他社製に比較して視野周辺まで十分な光量を確保でき、視野端までシャープなACF光学系では、大きなアドバンテージになります。

さらに、UHTCコーティングの採用でトータルでの透過率は、標準コートに比べて可視光全域で15%以上も向上しています。微光星や淡い星雲など、撮影はもとより眼視でも確実に明るくとらえます。

ミラーロック機構

ミラーロックは、LX200シリーズの鏡筒のみに装備されたハイグレードなメカニズムです。主鏡をロックすることで、ミラーシフトに起因する合焦操作時の像の移動、イメージングや観望中の星像のズレを確実に防止します。特にイメージングでは、オプションのマイクロフォーカサーを併用することで「完全なゼロイメージシフト」が実現します。なお、ミラーロック機構は、単体販売の鏡筒にも装備されています。

GPS+水平・方位センサーで”オートアライン”

オートアラインは、LX200のスイッチを入れてから、初期設定と、2つの基準星の選択・導入までをオートスターIIが自動でおこなうアラインメニューです。
自動導入に必要なパラメーターは「観測地の緯度・経度」と「現在の日時」、そして「望遠鏡の作動基準点」です。オートアラインではGPSと水平・方位センサーを利用してこれらのパラメーターを自動取得します。これらセンサーが取得するデータが完全なら、そのまま自動導入機能が使えますが、現実には磁気攪乱など不確定要素により、基準星の導入精度にとどまっています。そのため、取得したパラメーターに修正を加え、より高精度な導入を実現するために、基準星を2星望遠鏡視野に導入する作業が必要になるのです。

オートスターII(英語表示)

14万天体を超える膨大なデータベースと多彩なソフトウエア機能を備え、内蔵されたモーター直結エンコーダーや、GPS、方位水平センサーなどハーウエアからの情報をすべて統合し一括制御します。ユーザーとのインターフェイスは、片手で使えるコンパクトなハンドコントローラがつとめます。暗順応した目にやさしい赤色IEDによる2行表示のスクリーン。クリック感が明確な柔らかいキー。機能別にわかりやすく分類・配置されています。また、天体カタログや、速度変更など有用なメニューに直接アクセスできる便利なショートカットキーも備えています。オートスターIIは、どなたでも使いこなせる、簡単で洗練された操作性を有した望遠鏡制御システムです。

多機能なコントロールパネル

LX200-ACFは、ミード社のハイエンドモデルにふさわしい多彩なハードウエア機能を持っています。それは、望遠鏡の「顔」ともいえるコントロールパネルに端的に現れています。
LX200だけの機能は: ・フォーカスポート:オプションのマイクロフォーカサーを接続し、オートスターで合焦操作を制御 ・レチクルポート:レチクルアイピース(コード付)を接続し、照射LEDの照度、点滅サイクルを制御 ・オートガイダーポート:オートガイダーを接続しガイド修正を自動化(米オライオン社オートガイダーが作動)します。

★ 組み立てが簡単

安定した地面に三脚を設置し、望遠鏡を載せ、架台取り付けネジ(左図:黒矢印)を1本締めれば組み立てが完了。ほんの2〜3分の作業です。コントロールパネルの面を除けば、マウントの底面と三脚の上面がほぼ径の等しい同心円なので、形を合わせて載せるだけでネジ位置が合い、スプリングテンションがかかった架台取り付けネジが「「パチン」と鳴って架台のネジ穴にはまり、夜の闇の中でも安全確実に取り付け作業がおこなえます。

赤道儀化が可能

オプションの“赤道儀ウエッジ”を取り付けることで、フォーク式赤道儀として使うことができます。長時間露光のイメージングなど、赤道儀の特性を活かした観測に対応することができます。口径20cmモデルでは「標準ウエッジ」、より大口径のモデルには「X-ウエッジ(左画像)」が用意されています。ただし、X-ウエッジを装着したシステムは、個人では移動が困難なスケールであり、正確な極軸あわせのためにも、据え付けて使用することをおすすめします。

スマートドライブ機能(ピリオディックエラー補正)

赤経・赤緯両軸のピリオデックエラーを学習記憶して追尾補正をおこなうPEC機能により、長時間露光時の追尾エラーを最小限に抑えます。スマートドライブは、経緯台・赤道儀どちらのモードでも有効です。

★ はじめての方でも安心(日本語取扱説明書付)

LX200はコンピュータ制御の望遠鏡なので、正しい手順を踏んで操作しなければなりません。付属の日本語取扱説明書では、望遠鏡の組み立てから、ハンドコントローラのキー操作、自動導入の方法や、さまざまな応用操作まで、順を追って解説しています。解説のとおり操作をすすめるだけで、どなたでも簡単にLX200を使うことができます。組み立てや、望遠鏡の操作に「自己流」は禁物です。

★ オートスタースイート(英語表示

付属ソフト“オートスタースイート”を使えば、望遠鏡のPC制御のほか、ミード社製 CCDカメラ* を使った天体撮影をパソコンから行うことができます。

注意)同ソフトのサポートは行っておりません。

* 現在、ミード社ではCCDカメラを製造販売していません。

ステラナビゲーター11が使える

天文の知識があまり豊富でない方でも、同ソフトの多彩な機能を活用すれば望遠鏡を楽しく使うことができます。望遠鏡のコントロールは、アストロアーツ社のサポートが受けられるので、安心です。



仕様と価格

LX200-20ACF

★SMT機能搭載 ★GPS ★オートスターII標準装備(英語表示) ★UHTCコーティング ★ACF光学系

最新鋭のACF光学系を採用し、残存収差の低減と良像領域の大幅な拡大を実現しました。GPSシステム、SMT機能をそなえた先進のオートスターII自動導入追尾システムを搭載し、空のきれいな観測地などに移動して使用するのにもっとも適したモデルです。

鏡筒

●ACF光学系 ●有効口径:203mm ●焦点距離:2000mm ●口径比:f10  ●分解能:0.56秒 ●集光力:841倍 ●最短合焦距離:7.5m  ●ミラーロック機構 ●鏡筒+架台重量:約21kg

架台

●形式:フォークマウント式経緯台  ●ドライブシステム:コンピューター制御天体自動導入・自動追尾システム  ●電源:単2アルカリ乾電池8本(別売)

三脚

●標準メタル三脚(高さ:76〜112cm 重量:9kg)

標準付属品

●4000シリーズアイピースSP26mm ●1.25インチアイピースホルダー ●天頂プリズム(1.25インチ径)  ●8×50mmファインダー ●日本語取扱説明書

オプション

各種アイピース、2インチ天頂ミラー(2インチバレル変換アダプター付)、標準ウェッジ、ACアダプター、12Vシガライタケーブル、バリアブルポラライザー、20cm鏡筒用金属フード、マイクロフォーカサー

セット価格

LX200-20ACF 望遠鏡セット

税込直販特価869,000円




LX200-25ACF

★SMT機能搭載 ★GPS ★オートスターII標準装備(英語表示) ★UHTCコーティング ★ACF光学系

ACF光学系を採用した、口径25cmモデル。20cmと比較すると50%以上大きな集光力をもっていますから暗い天体でも快適に観測・観望することができます。視野周辺域での像質改善により、従来機に比べより広い視野でより暗い恒星まで観測・測定が可能となりました。微光天体の移動観測など教育・研究用に最適な機種です。

鏡筒

●ACF光学系 ●有効口径:254mm ●焦点距離:2500mm ●口径比:f10 ●分解能:0.45秒 ●集光力:1316倍  ●最短合焦距離:15m ●ミラーロック機構 ●鏡筒+架台重量:約28kg

架台

●形式:フォークマウント式経緯台  ●ドライブシステム:コンピューター制御天体自動導入・自動追尾システム  ●電源:単2アルカリ乾電池8本(別売)

三脚

●標準メタル三脚(高さ:76〜112cm 重量:9kg)

標準付属品

●4000シリーズアイピースSP26mm ●1.25インチアイピースホルダー ●天頂プリズム(1.25インチ径)  ●8×50mmファインダー ●日本語取扱説明書

オプション

各種アイピース、2インチ天頂ミラー(2インチバレル変換アダプター付、X-ウェッジ、ACアダプター、12Vシガライタケーブル、バリアブルポラライザー、25cm鏡筒用金属フード、マイクロフォーカサー

セット価格

LX200-25ACF 望遠鏡セット

税込直販特価990,000円





LX200-30ACF

★SMT機能搭載 ★GPS ★オートスターII標準装備(英語表示) ★UHTCコーティング ★ACF光学系

口径30cmの大型機ですが移動も可能なモデル。超新星サーベイ、分光観測などより光量を必要とする本格的な観測研究にも耐える口径30cmモデル。同口径のドイツ式・ニュートン式などに比較すると圧倒的な省スペース設計となっており、直径2mの小型ドームにもラクラク収納することができる大口径望遠鏡です。

鏡筒

●ACF光学系 ●有効口径:305mm ●焦点距離:3048mm ●口径比:f10  ●分解能:0.38秒 ●集光力:1836倍 ●最短合焦距離:23m  ●ミラーロック機構 ●鏡筒+架台重量:約33kg

架台

●形式:フォークマウント式経緯台  ●ドライブシステム:コンピューター制御天体自動導入・自動追尾システム  ●電源:単2アルカリ乾電池8本(別売)

三脚

●大型メタル三脚(高さ:102〜127cm ●三脚重量:約23kg

標準付属品

●4000シリーズアイピースSP26mm ●1.25インチアイピースホルダー ●天頂プリズム(1.25インチ径)  ●8×50mmファインダー ●日本語取扱説明書

オプション

各種アイピース、2インチ天頂ミラー(2インチバレル変換アダプター付)、X-ウェッジ、ACアダプター、12Vシガライタケーブル、バリアブルポラライザー、30cm鏡筒用金属フード、マイクロフォーカサー

セット価格

LX200-30ACF 望遠鏡セット

税込直販特価1,254,000円

LX200-30ACF 鏡筒+架台セット

税込直販特価1,177,000円 (三脚無し)




LX200-35ACF

★SMT機能搭載 ★GPS ★オートスターII標準装備(英語表示) ★UHTCコーティング ★ACF光学系

口径35cmの超大型望遠鏡。圧倒的な集光力をもち、一段と明るくコントラストの高い像を得ることができます。赤道儀ピラー(特注)と組み合わせることにより、公共天文台並みの機能を2.0mドームに収納できる大きさで実現できます。より大きい口径を、省スペースでお望みの個人天文台向けに最適なモデルです。

鏡筒

●ACF光学系 ●有効口径:356mm ●焦点距離:3500mm ●口径比:f10 ●分解能:0.33秒 ●集光力:2500倍 ●最短合焦距離:30m ●ミラーロック機構 ●鏡筒架台重量+三脚の総重量:約66kg

架台

●形式:フォークマウント式経緯台 ●ドライブシステム:コンピューター制御天体自動導入・自動追尾システム ●電源:単2アルカリ乾電池8本(別売)

三脚

●大型メタル三脚(高さ102〜127cm)

標準付属品

●4000シリーズアイピースSP26mm ●1.25インチアイピースホルダー ●天頂プリズム(1.25インチ径)  ●8×50mmファインダー ●日本語取扱説明書

オプション

各種アイピース、2インチ天頂ミラー(2インチバレル変換アダプター付)、X-ウェッジ、ACアダプター、12Vシガライタケーブル、バリアブルポラライザー、35cm鏡筒用金属フード、マイクロフォーカサー

セット価格

LX200-35ACF 望遠鏡セット、66kg

税込直販特価1,705,000円

LX200-35ACF 鏡筒+架台セット、52kg (三脚無し) 

税込直販特価1,617,000円

※ 別途送料が掛かります。